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嵐・相葉の演技が意外にも絶賛? 前作『貴族探偵』と決定的に違うのは…

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 12日にスタートしたテレビ朝日系、金曜ドラマ「僕とシッポと神楽坂」(毎週金曜午後11時)の第2話が19日に放送され、平均視聴率が5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。視聴率は苦戦しているものの、今作の主演・嵐の相葉雅紀がこれまでにない高評価を得ているという。

 原作はたらさわみち氏の同名漫画で、東京・神楽坂を舞台に、そこで奮闘する若き獣医師と動物や飼主たちとの心温まる交流を描いたハートフルストーリーだ。

 主人公、高円寺達也を演じるのはアイドルグループ嵐の一員であり、俳優としても多くの主演作がある相葉。相葉といえば、「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)で動物たちの飼育係を10年以上務めており、放送前から今作の役どころは相葉のハマり役になるだろうと言われていた。そして、「高円寺達也役は相葉くんしかいない、といってもいいくらい違和感がなく、ドラマに引き込まれる」(ドラマライター)と、演技力にも高い評価が集まっている。

 相葉主演の前作のドラマといえば、2017年の春ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)だが、その際は酷評が集まっていた。テレビ雑誌主催のドラマ賞を受賞はしたが、SNS上には「演技が下手」「出番を少なくして演技力無いのごまかしてるのか」などの声が多かった。なぜ、今回のドラマでは全く逆の評価となっているのか。

 相葉が今作で演じるコオ先生は白衣姿にメガネを着用し、どこか気弱そうで見るからに優しそうな青年。しかし、手術シーンになると普段の穏やかな姿とは打って変わって、獣医師としての確かな腕を発揮する。視聴者からは、「相葉くんの演技に正直めちゃくちゃ驚いている。元々の個性とナチュラルさがプラスしてかつてないハマりよう。」「肩の力を抜いた演技が絶妙で、相葉くんが持つ優しさと温かさが役を通じて滲み出ている」といった声が上がっており、やはり今回のドラマは相葉の個性に合ったハマり役だったことが、高評価につながっているようだ。

 相葉は以前出演した番組で、「一番最初の死を僕は動物から学んだ」と、過去に飼っていた愛犬について語っていた。実際に愛する家族を失う辛さを知り、普段から多くの動物の命と向き合い続ける相葉に、今回の役柄はピッタリだったと言える。

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