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方針転換でどんどんこれまでの“敵”を自陣営に取り込むジャニーズ事務所

 今年に入って水面下で芸能界のうわさになっているのが、ジャニーズ事務所のマスコミ対策だというのだ。

 「長年の“宿敵”だった『週刊女性』(主婦と生活社)と和解。コンサートやイベントの取材に呼んでいます。夕刊紙でも『日刊ゲンダイ』と和解しました。両媒体はネット版の記事がよくYahoo!に拾われることもあり、自社のタレントにとってのネガティブな記事を封じ込めるためのようです」(芸能プロ関係者)

 ジャニーズをたたく数少ない媒体だった「週刊新潮」の発行元である新潮社はすでに“カレンダー利権”で籠絡してしまった。

「昨年デビューした人気グループ・ King&Princeのカレンダーを出すことになりました。その関連で、昨年、同誌にタッキーこと滝沢秀明のインタビューが突然出て出版界に衝撃が走りました」(出版業界関係者)

 残された反・ジャニーズの媒体は「週刊文春」(文芸春秋)や「東京スポーツ」など数少なくなってしまったが…。

 「その分、スキャンダルが出てしまったタレントに対するペナルティーが厳しくなりそう。これまでと比べて品行方正なタレントが増えるはずです」(先の芸能プロ関係者)

 ジャニーズ事務所が大きく変わりそうだ。

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