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全日プロレス 諏訪魔が悲願のリベンジへ気合満点

 春の祭典初優勝を狙う諏訪魔がきょう9日の最終戦で激突するジョー・ドーリングへのリベンジを誓った。

 諏訪魔はドーリングに昨年10・18代々木第二体育館大会でシングル、11・23「世界最強タッグ決定リーグ」の開幕戦と2度に渡ってフォールを奪われており、これまでリベンジの機会をうかがっていた。「2連敗したというのは忘れてない。佐々木健介もそうだけど、ジョーにはリベンジというテーマがある」という決意を胸に公式戦最後のドーリング戦に臨む。
 公式戦4日目は同じく勝ち点1の西村修と対戦。コブラツイストからレッグロック、足四の字固めなど、西村ワールドに引きづり込まれそうになったが、最後はバックドロップ4連発で葬った。勝ち点を3に伸ばし、現在2位。優勝決定戦への進出は、ドーリング戦の勝利が絶対条件となる。
 優勝戦進出のためにも負けられない一戦。諏訪魔は「あしただけ集中する。健介と一緒で、小細工なしで真正面からぶつかるだけ」と静かに闘志をたぎらせている。
 ドーリングに雪辱を果たし、優勝への扉をこじ開けることができるか。

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