「事件直後とコロコロ言うことが変わっている。そうせざるを得ないのは、相手側の関係者からどんどん海老蔵が不利になる証言が飛び出しているため。それも仕方なく、事件現場に海老蔵サイドの人間は海老蔵しかいなかったため、海老蔵が何を言おうが第三者的に海老蔵の主張を裏付ける人間が誰もいない」(週刊誌記者)
事件が発生したのは11月25日深夜。その翌週に発売された「週刊文春」(文芸春秋)や「週刊新潮」(新潮社)に事件当日の様子が詳細に掲載されたが、いずれの報道も「泥酔した海老蔵がグループと揉めたために殴られた」という論調で、世間にもそのイメージが広まってしまった。さらに、週刊誌報道を裏付けるよう海老蔵がグループとともに訪れた飲食店や逮捕状が出ている男の関係者がテレビの情報番組の取材を受け、泥酔しているということを抜きにしてもあまりにもひどかった海老蔵の“ご乱行”ぶりを明かした。
「相手のグループはあらゆるコネクションを使って、メディアを利用しての“情報戦”を海老蔵に仕掛けた。海老蔵サイドの対応が注目されたが、仲のいい女性芸能リポーターがいるフジテレビに病院の屋上で元気にくつろぐ姿を“撮らせた”らしい。番記者のいるスポーツ紙では『血尿が出た』などかなりひどい暴行を受けてように思わせる情報を流した」(同)
しかし、“情報戦”ではあまりにも部が悪すぎたばかりか、海老蔵の出演する日本茶など3つのテレビCMが当面の放送の見合わせを決定。各メーカーは社会的影響を考えたうえで判断したようだが、今後、中立な第三者の海老蔵に有利な証言が出る可能性は限りなくゼロに近いだけに、圧倒的不利な状況は変わらなさそうだ。