バカリズムは1975年生まれの44歳。40代独身芸人の一人であり、孤高の存在のようにも見えたが、番組共演で知り合い友人関係から交際に発展したようだ。ネット上でも「これ、一切バレなかったのがすごいな」「マジで芸人仲間含め誰にも言ってなさそう」といった声が聞かれた。
今回の電撃婚のような変人ぶりは、バカリズムのネタにも通じるセンスがあると言えるだろう。バカリズムの一風変わった恋愛観を改めて振り返ってみたい。
バカリズムは、恋愛に関してはもともと自分からアタックを掛けて行くタイプではないようだ。そのため向こうからアプローチをして来る女性を好むという。ただ、ガンガン来るような「猛禽類タイプ」は苦手とする。このあたりは、いかにもバカリズムらしいと言えるだろう。『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、共演した真木よう子に「男友達が多い女性が苦手」「最終的に男友達を選んでしまいそうだから」とも発言している。この真木は、バカリズムとの関係を疑われた女性の一人でもある。
さらに、『人志松本の○○な話』(同)において、草食系、肉食系の区分を「草食系動物もめっちゃ草を食べている」ため、食べるものが違うだけで、草食系が消極的なワケではないと持論を述べ、ネットで話題になった。このネタは、今回の結婚報道で改めて注目を集め、「バカリズムって積極的な草食系なんでは」「行く時は行くタイプなのかな」といった声が聞かれた。実際に、『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)にゲスト出演した時には、ファンの女性をお持ち帰りしたら「そんな人だと思わなかった」と落胆されたエピソードも話している。
決してモテないわけではなかったのだろうが、独特の卑屈さとひねくれがあるのがバカリズムの恋愛観と言える。今後の新婚生活でも、独特の「バカリズム節」の登場に期待したいところだ。