18年には、嵐の二宮和也との初共演が話題となっている映画『検察側の罪人』が公開。翌19年にも、主演映画『マスカレード・ホテル』が控える。同作は、人気作家・東野圭吾の原作で、製作陣は木村主演の人気ドラマ『HERO』(フジテレビ系)のスタッフが中心。今年の木村は、SMAP解散後初となった主演映画『無限の住人』が大コケしただけに、来年は正念場だ。
キムタク+ニノの初ショットで注目された『検察側の罪人』は、すでにクランクアップ。酷暑だった今夏、木村は毎日、撮影現場に足を運んでいた。木村といえば、有名なのは豪華すぎる差し入れ。これまでのテレビ、映画の主演作では、キャスト、スタッフにケタ違いのプレゼントを渡している。となれば、期待が高まるのは、初の顔合わせとなった二宮へ、だ。
監督の原田眞人さんが撮影中の7月3日、誕生日を迎えた。キャストがプレゼントを渡して祝福していたとき、二宮が木村に、「俺も誕生日だったんですよね。まだ(プレゼントの受け付けは)ぜんぜん大丈夫です」と冗談めかして、つぶやいた。木村から「いつだったの?」と聞かれ、「6月の17日でした」と返すと、当然、「ぜんぜん(月日が)経ってるじゃん」といわれた。
すると、その数日後、木村は「どうやって持って帰ったらいいんだろう」(二宮談)というほど大量の洋服を、二宮1人のために現場に持ってきた。木村のお下がりであろうと思われる古着、新物がどっさり。二宮は、これまで耳にしたことがあった伝説を目の当たりにした。驚くのは、伝説に続きがあったことだ。
“誕生日だったプレゼント”を受け取ったおよそ1週間後、木村が、再び現場に洋服を持ってきた。追加の特盛状態である。「二宮がラジオで明かしたところによると、“俺、誕生日にもらったんじゃないの? もう、来年のプレゼントをもらってんの、すでに”と解釈して、遠慮なく、すべてをいただいたそう。本人いわく、“10年はイケると思ってるよ”という量で、ファッションにうとく、服も買わない二宮にとっては、願ったり叶ったりの産物だったみたい」(先のテレビ雑誌のライター)。
撮了した今、2人が、プライベートで親交があるという情報は伝わってこないが、映画PRがはじまると、再び緊密になるだろう。キムタクとニノ。2ショットを早く観たい。