「おそらく、この結婚を機に女優業は“開店休業状態”になるだろう。それでも、現在3本のCMに出演し、ギャラは推定1本5000万円と言われているから、年収は1億を軽く超える」(芸能プロダクション関係者)
伊東と榎本社長は、昨年11月にハワイで行われた伊東の友人でタレントの植松真美(32)の結婚式で出会い、交際約1年でゴールインしたが、所属事務所としては、2人の交際および結婚発表についてかなり頭を悩ませていたようだ。
「事務所は交際を決して認めなかったばかりか、今年の夏ごろからの結婚決定や、挙式決定を報じる記事に対してもギリギリまで認めなかった。18日に入籍したので、ようやくスポーツ紙が19日の紙面で一斉に報じたが、一部スポーツ紙の市川海老蔵と小林麻央の交際報道につぶされてしまった」(同)
ここまで発表が先延ばしになった背景には、伊東のイメージ戦略があったという。
「伊東はもともと男性人気が高くなく、女優にもかかわらずドラマや映画での代表作がない。それでもそこそこCMが入ったのは、それぞれのCMにうまくマッチしたイメージのみが武器。ところが、結婚した榎本氏は“パチンコ王子”と呼ばれる大金持ちで、伊東は超玉のこしのセレブ婚。そんなセレブ妻を、庶民が一獲千金を狙う『ロト6』『ミニロト』のCMに起用し続けるはずがない」(広告代理店関係者)
女優として連ドラでは2008年1月から放送されたTBS系「エジソンの母」に主演したものの、「局側としてもそれまでの伊東のイメージをガラリと変えたオリジナル脚本を用意していたのに、平均視聴率はわずか9.5%。あれで、女優としては厳しくなった」(TBS関係者)というように、それ以後、連ドラの主演はなし。また、映画は07年公開の「Life 天国で君に逢えたら」以降出演していない。
テレビ各局のワイドショーはウエディングドレス姿でインタビューに応じる伊東の姿を写していたが、「テレビも経費削減なので、なるべく現地のクルーを派遣。スポーツ紙はほとんど派遣していない」(週刊誌記者)というから、交際発覚当日から翌日にかけ朝から晩までニュースを独占した海老蔵・麻央カップルとは大違い。報道の面でもまた“祝福ムード”は寂しい限りだった。