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裏目に出てしまった水谷豊の人柄の良さ

 水谷豊主演の人気テレビドラマシリーズ『相棒』の劇場版第二弾が公開中。好成績を記録している。

 『相棒』シリーズも実に、放映10周年。東映の人気刑事ドラマシリーズ『特捜最前線』や『あぶない刑事』シリーズに続く、平成の金字塔となったことは間違いなかろう。

 さて、劇中ではとっつきにくい奇人の名刑事=杉下右京を演じている水谷だが、素顔は妻であり元キャンディースの伊藤蘭を「蘭さん」と呼ぶ愛妻家として知られ、お茶目でシャイ、おまけに笑い上戸、自宅の中でも迷子になる程の方向音痴、等々テレビで演じるキャラクターとはかけ離れた、ユニークで穏やかな人柄はバラエティなどにおいても好感度が高い。

 「渋谷なんかを歩いていると、後ろから“あの人水谷豊ソックリ!”なんて声がヒソヒソ聞こえてくることがしばしばあったりするんですけどね(苦笑)。街で見かけたら遠慮なく声をかけてくださいね!」(水谷談)

 ファンの前でも非常にフランクで温厚な人柄の水谷だが、『相棒』人気のエスカレートとともにちょっとした悲劇が。
 水谷は何時如何なる時でも、場所を選ばず、時間とスケジュールの制限の許す限りファンへの感謝の気持ちを込めたサインを惜しまなかった。ところが、これが裏目に出てしまい、ネットオークション等で水谷のサインを商品として高額で売買するフトドキモノが次々に現れ、事態は一変。
 制作会社や権利元からとうとう「相棒キャストのサイン禁止厳戒令」が敷かれてしまったのである。
 ファンを大事にする水谷はじめ、『相棒』キャストの面々の人柄が裏目に出てしまい、なんとも悲しい事態を引き起こしてしまった。

 厳戒令以前に水谷達、『相棒』キャストに直にサインを貰った人は本当に貴重! 水谷達のファンサービスに仇なして、決してオークションやマニアショップで売買などすることの無いように!

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