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麻生VS石破“アキバ聖地街頭演説”直接対決に期待

 7人が出馬に意欲を燃やす自民党総裁選(10日告示、22日投開票)は8日までに、麻生太郎幹事長(67)を筆頭に小池百合子元防衛相(56)、石原伸晃元政調会長(51)、石破茂前防衛相(51)、与謝野馨経済財政担当相(70)が立候補に必要な推薦人20人を確保。乱戦突入は確実な情勢となった。街頭演説などで開かれた総裁選をアピールするが、注目のひとつは麻生VS石破の“アキバ系対決”があるかどうか。秋葉原では聖地直接対決を期待する声が上がっている。

 メイドカフェの20代女性従業員は「ぜひナマで麻生閣下を見たい!軍事ヲタクの石破さんと街頭演説したら盛り上がるんじゃないでしょうか。歩行者天国は全然再開されないし、アキバ文化を理解するおふたりの考えを聞きたいです」と目を輝かせた。
 週2〜3日はアキバに通うという都内のサラリーマン(35)は「福田首相の辞め方は最悪。自民党が真に政権を担うに値する政党か、国民の怒りを聞く耳を持っているか、秋葉原で訴えるのはいいと思う。麻生VS石破の直接対決を演出するほど柔軟性があるとは思えないけれど、まあ期待半分で待ってますよ」と皮肉交じりに話す。
 本紙の現地取材では、麻生氏の秋葉原街頭演説を歓迎する声が大きかった。総裁選に全く関心のない人もいたが、なんらかの関心を示した人はほとんどが麻生氏歓迎派だった。漫画好きで知られる麻生氏にはホームタウンも同様で、石破氏はやや知名度で劣った。
 それでも「石破さんは国会のUFO論争に割って入って人気があがったはず」(軍事マニア)との声もあり、麻生VS石破のアキバ系候補聖地演説対決が実現すれば、かなりの聴衆が見込めそうな雰囲気だ。
 麻生氏は、6月の秋葉原無差別殺傷事件では「できるだけ早く哀悼の意を表したかった」と現場で献花と黙とう。一昨年秋、昨年秋の総裁選と2年連続で秋葉原で街頭演説するなど福岡選出議員とは思えないほどアキバ入りしている。昨年の総裁選では「自称アキバヲタクのみなさん、キャラが立ちすぎて永田町の古い自民党に評判の悪い麻生です」などと呼びかけて拍手喝采を受けた。
 バックボーンとして、週に漫画誌20冊を読むとされるマンガヲタクぶりがある。「ゴルゴ13」「ジョジョの奇妙な冒険」「ローゼンメイデン」などの作品をこよなく愛し、マンガやコスプレ文化への理解が深い。ネット上では「麻生閣下」「ローゼン麻生」などと親しみを込めて呼ばれている。
 一方の石破氏も、バリバリの軍事ヲタク。専門家が舌を巻くほど戦闘機や艦船、戦車、兵器の情報に精通している。防衛大臣時代には、国会のUFO論争に「未確認飛行物体や、それを操る生命体が存在しないと断定しうる根拠はない」とやってUFOマニアを歓喜させた。さらに「ゴジラがやってきたとなれば災害派遣だろう。モスラもだいたい同様と思う」などと特撮マニアまで喜ばせた。
 加えて幼少時代から鉄道ヲタクであり、アイドルヲタクでもある。大学生当時はキャンディーズに熱中し、アイドルグループ「モーニング娘。」では高橋愛のファン。幅の広さでは麻生氏のはるか上をいっている。
 政治記者は「麻生VS石破の秋葉原演説は十分あり得る。秋葉原に集まる人はネット世論をリードする力があり、多種多様な人材を抱える点で自民党のイメージ回復にてっとり早い。総裁選の候補者乱立もそうした背景があってのこと。来たるべき民主党との対決に向け、ネット層を取り込むためにアキバ系対決を“演出”するぐらいはやってもおかしくない」と指摘する。
 ヲタクの聖地・秋葉原で、アキバ系候補の直接対決が実現するか、注目されるところだ。

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