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致死量の100倍の覚醒剤を検出 謎が深まる逆ドンファン事件

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提供:週刊実話

 昨年7月23日の朝方、東京・渋谷区の高級住宅街にある豪邸から119番通報が入った。
「起きたら女性が動かなくなっている」

 通報したのは、この家に住む不動産会社社長で税理士の石原信明容疑者(69)。現場で死亡していたのは、板橋区に住む主婦の五十嵐友里さん(28)だった。

「司法解剖の結果、五十嵐さんの体内からは致死量の100倍近い覚醒剤が検出され、胃には大量のアルコールも残っていた。目立った外傷も持病もなく、家には石原容疑者と2人しかいなかった状況から、容疑者が覚醒剤を摂取させ、死に至らせたと判断している。自宅や関係先から覚醒剤が発見できなかったため、時間はかかったが、容疑者の知人などから有力な証言を得て6日に殺人容疑で逮捕に踏み切った」(捜査関係者)

 2人は、2016年の冬に「会員制交流クラブ」で知り合い、連絡先を交換。何度か電話やメールで連絡を取り合い、実際に会うのは当日で5回目だったという。
「知り合った頃、五十嵐さんは銀座のクラブでホステスをしており、時々“パパ活”もして稼いでいたようです」(夕刊紙記者)

 五十嵐さんは'17年1月に結婚し、クラブホステスや、昼の仕事(ネイリスト)を辞めている。結婚する直前には、テレビ東京系の人気バラエティー番組『家、ついて行ってイイですか?』に、婚約中だった現在の夫と出演していた。

 一方、石原容疑者は親から引き継いだ不動産を活用。ビルを複数持つ資産家で、現場となった豪邸に独り暮らしだった。
「いつも高級外車で出掛けていて、複数の若い女性が出入りしていました」(近所に住む70代の女性)

 同容疑者は覚醒剤の使用を否認。「五十嵐さんの体調が悪そうだったので、彼女のバッグに入っていた薬を飲ませた」と供述しているが、五十嵐さんは知人に〈薬物を勧められて断ったが、酒に混ぜられ飲んでしまった〉などとメールしていた。

「シャブを使っているヤツなら致死量ぐらい分かる。100倍はとんでもない量だ。女に言うことを聞かすのに使う量じゃないし、すぐにバレることも理解していたはずだ」(暴力団関係者)

 逆ドンファン事件…。

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