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沖縄は新たな美人の産地である

 最近テレビで活躍しているタレントや女優を拝見すると、沖縄出身の美女が多く目に映る気がする。一昔前の美人の産地といえば、秋田美人や京都美人などが有名だが、最近では沖縄が、日本一の美人の産地のような気がしてならない。

 女優でいえば、新垣結衣さん、仲間由紀恵さん、黒木メイサさん、山田優さんらが沖縄出身なのは有名である。彼女らの共通の特徴としては、彫りが深い端整な顔立ちをしている。二重まぶたで大きな瞳をしている。その他にも長髪がとても似合うなど、特徴は幾つもあるが、最大の特徴は、彼女らが縄文人と近い顔をしているということである。

 日本には遥か古代に、縄文人という人種がほぼ日本全国に住んでいた。それが後に、弥生人という帰化人が大陸から大勢移住してきた。彼らは主に関西や九州地方に居住し、彼らが持ち込んできた鉄などの金属を武器として使用することによって、それまでの日本を支配していた縄文人を、北へ北へと追い払っていった。

 アジア人の中でも特に、日本人の顔に多種多様な顔が拝見されるのは、日本人が混血人種である証拠でもある。対照的に大陸育ちの朝鮮民族、中国の支配層である漢民族はというと、全体的に細めの一重まぶたの顔が占める割合が高いといわれている。日本人の多種多様な人相と比較すると、どちらかというと画一的な傾向があるようだ。
 彫りの浅い、一重まぶたの顔が多い弥生人と比較して、縄文人は彫りが深く、瞳が大きい傾向が高い。さらに日本人の中には、ポリネシアから渡来した人々もいたというから、アジア人でも日本人ほど顔立ちが異なる人種も珍しいといわれている。
 筆者が思うには、沖縄は四方を海に囲まれており、弥生人の侵入がなく、縄文人の血が色濃く残っているからこそ、これらの美女が誕生したのではないだろうか。
(藤原真)

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