「今日はくらじゃなくて1皿120円〜500円のお店に行ってきた。
好きな物頼んでいいって言ったから300円くらいのを4つくらい頼んだら
彼氏はかっぱ巻きとたまごしか食べなかった。
私だけ良い物食べてるみたいでなんか恥ずかしかった(´・ω・`)
若干下向いてたしww
せめてまぐろくらい食べて欲しい…
常識的に考えて欲しいだけなんです!
他の客にみれた時の恥ずかしさとか分かる!?」(※原文ママ)
伝えているのは、ブログ記事「彼氏と回転寿司食べに行ったら彼氏がケチすぎた。別れたい…【2ch】ニーてつVIPブログ」(http://kaigaigossip55.blog28.fc2.com/blog-entry-391.html)。
どうやら、普段は100円寿司に割り勘で食べに行くところ、今回はちょっと高い回転寿司を彼氏が奢ってくれると言って出掛けたらしい。しかし、彼氏はあまりお金が無いのか、自分はあまり食べなかったとのこと。それを見た彼女は、自分も食べる気を無くしてあまり食べなかった。そして、その姿を見て「男らしくない」と思い、別れたいと思うようになったとのこと。どうやら大学生カップルのようだ。
この彼女に関して批判的な意見も多いようだが、奢ってくれると言っているにも関わらず、その本人があまり食べない場合、なんだか無理をさせているようで、あまり楽しい気持ちで食事は出来ないのではないかと思う。
しかし、こういう場面でこそ、彼女側の人間性が試されるというものだ。
「もしかして無理して奢ってくれようとしてるんじゃない? 気持ちだけで嬉しいから、ここは割り勘にしよう。また今度、お金に余裕がある時に奢ってくれたらいいよ。ありがとね」
男性側は、このようにフォローして貰えたらどう感じるだろうか。今回はちゃんと奢ることが出来なかったが、次回はアルバイトをもっと頑張って彼女に美味しいものを食わせてあげよう。こんな優しい彼女にフォローまでさせて、なんと俺は愚かな男なのだ。このように感じ、二人の関係はより深まるのではないだろうか。
だが、ここで女性側が何もフォローをせずに、出だしの文章のようなことを心の内に秘めたまま、重い雰囲気で食事を続けた場合どうなるだろうか。女性側も愛想を尽かせているようだが、きっと男性側も何かしら感じるところがあったはずである。
心理学上の言葉で「返報性の心理」というものがある。
例えば、相手が自分に好意を寄せてくれていると感じれば、自分も相手に好意を寄せ、逆に相手が自分のことを嫌っていると感じれば、自分も相手を嫌いになる。心の内というものは言葉に出さなくても、特にネガティブな感情は相手に伝わってしまうものなのだ。
今回のケースで感じてもらいたいことは「なんだこのワガママな女は」ということではなく、恋愛は、おんぶに抱っこという片方にだけ負担をかけるような関係じゃ続かないということ。お互いにフォローし合う、言い換えると「支えあう」ことが大切なのではないかということである。
自分が楽しむことばかり考えることも、相手にばかり気を使い自分が楽しい思いが出来ないことも、恋愛にとってはマイナス。お互いが楽しくなれるような関係を築きあげることが必要だと、私は思います。(だいちゃん)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/