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歯科患者ロボット『昭和花子』リアル過ぎる“つくり”の隠された目的とは?

 『昭和花子』は精工なラブドールメーカーとして世界に名を知られる『オリエント工業』と『昭和大学歯学部』が共同開発した歯科患者ロボットだが、若い女性そっくりの顔に加え、治療を間違うと「痛い!」といって手をバタバタさせたり、舌までピコピコ動かすという“非常にリアル”な作りだ。

 この「昭和花子」は歯科実習生のため、実際の患者にできるだけ近い反応と動作を再現することを目的に開発されたそうだが、なぜ若い女性で美人がモデルなのだろうか? 例えば40歳ぐらいのオッサンで「昭和太郎」でも良いはずだろう。これには“隠された意図”があるのではないか――。

 昭和大学は、いわゆる医科大学だ。そこでは歯科だけでなく、運動生理学や生化学など、人間の機能の根幹に関わる部分を“専門的に研究する部局”が数多い。対してオリエント工業は人間の皮膚の手触りや外観をそっくりに再現するシリコン技術や、毛髪再現技術には長けているが、それ以外の専門分野については“素人同然”と思われる。

 例えばSF小説などによく出てくるセックスに特化したロボット、つまり『セクサロイド』を本気で開発し販売する意図が、もしも昭和大学側にあったとすれば、世界最高レベルのシリコン技術を持っているオリエント工業の“協力”が不可欠ということにならないだろうか。

 そして、もしも開発したセクサロイドが、人間を超える機能と快感を与えられる存在になったとすれば、世界の性風俗産業は“完全に一変する可能性”がある。同時になかなか表に出すことができない、女性の“隠された願望”をもかなえることになりはしないだろうか。要するに“男性型セクサロイドの誕生”ということだ。

 ある独身女性が自宅に帰ると“超ハンサムなセクサロイド”がにこやか出迎え、優しく癒やしてくれる究極の世界…。これは未来型パラダイスのような気もするが、人間としての“種の存続”を考えると、実はかなり恐ろしい話だ。

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