68(vo,syn,pro)、KAZ-TICS(g)、GEORGE(b)からなる3ピース・バンド、MONICA URANGLASSは2007年に結成。09年にリリースしたデビュー・アルバム『THE TEMPTATION X』は、オリコン インディーズ チャートにランクイン。その後もフェス・イベント『MINAMI WHEEL』『ダイノジロックフェス』『RUSH BALL』などへ出演を果たし、強烈な個性を放つ楽曲と奇抜なファッション、インパクトのあるライブ・パフォーマンスで話題を呼びファンを増やしてきた。しかし、ネットでは「マジメにやってる割に売れる気がないバンドだ」と評されるなど、個性の強さゆえ賛否両論の意見が挙がっている。
そんな彼らが最新作『PUXA』にて、ブラジルのファヴェーラ(=スラム街)で産みだされた“バイレファンキ”(マイアミ・ベースを元に、ヒップホップ、エレクトロ、サンバなどのラテン音楽をミックスしたダンス・ミュージック)と、日本語のロックを大胆に融合させたサウンドを展開。M.I.A.のプロデュースや、各国でのDJプレイで“バイレファンキ”を世界的に有名にしたと言っても過言ではないプロデューサーのDIPLOとも対談している彼らならではのアプローチで、斬新な楽曲を創り上げている。
また、<YouTube>では収録曲「Calypso Flavor」のPVも公開中。“バイレファンキ”を大胆に導入したサウンドももちろんだが、手袋の指の先にLEDを埋め込んでその光の残像で模様を楽しむLEDマジックグローブを使用するなど、彼らの遊び心が取り入れられた映像にも注目したい。