7月に行われた初公判で栩内被告は、尿鑑定で陽性反応を示したのは、「膣(ちつ)内に残っていたASKA被告の体液」という驚きの主張を展開。毛髪鑑定も、「性行為中にASKA被告のかいた汗が栩内被告の髪の毛に付着し、これが反応した」と訴え無罪を主張していた。
これに怒り心頭なのが検察側。鑑定を行った科捜研の所員を証人として出廷させ、所員は具体的な数値などを交えて鑑定結果を示したうえで、他人の体液が陽性反応を示した前例はないと主張すると思われる。
「前回の公判では、栩内被告の口から赤裸々な性行為について語られたが、今回の公判でも、執拗に検察側から質問が飛び、徹底的に検証されることになりそう。栩内被告が罪を認めれば、関係が深い大手人材派遣会社グループにも少なからずダメージが及ぶため、弁護団はなんとしても無罪を勝ち取ろうと必死。今後、12日に判決が言い渡されるASKA被告を弁護側、検察側のどちらが証人として出廷させられるかがカギになりそう。いずれにせよ、まだまだ公判は長引きそうだ」(全国紙社会部記者)
先日行われたASKA被告の初公判、ASKA被告は栩内被告をかばい続けたが、どうやら、ASKA被告の家族の中でも、特に妻はもう限界のようだ。
「初公判の際、情状証人として出廷する予定だったが、ASKA被告がいまだに栩内被告への思いを断ち切れないことに呆れ果ててしまっている。離婚はしないようだが、一部によると、都内の5億円の豪邸は売却しASKA被告にいろんな大切な物を失ってしまったことを気付かせようとしているようだ」(芸能記者)
栩内被告がこの日の公判で、ASKA被告に抱いている感情を口にするかも注目される。