萩本によると、ジャニーさんとはコント55号時代からの麻雀仲間。ソロで「視聴率100%男」と言われた時代は、「“これからはお笑い”と、毎週のように会いに来てた」と振り返り、売れる前のSMAPを強く推薦していたことを明かした。
今年設立した新会社の社長として、ジャニーズJr.を育成している滝沢秀明氏については、「ジャニーさんは前からほれてる感じがあった」と話し「ぜひ“ジャニー滝沢”になってほしい」と期待したという。
「その記事を読むと、文中に『後継の滝沢秀明』という表現があったが、それだと、まるで滝沢氏が次期社長のように思えてしまう。あくまでも後継者は藤島ジュリー景子氏」(テレビ局関係者)
ジャニーさんが亡くなった9日、ジャニーズが情報解禁時間として指定した午後11時半以降、民放各局のニュース番組が訃報を報じたが、中には滝沢氏が後継者のように報じた局もあったという。
「日本テレビが一番の“ジュリー派”と言われていたにもかかわらず、まるで滝沢氏が後継者のような構成だったので驚かされました」(芸能記者)
そうなってしまった背景には、今後、メディア側でも“派閥”ができそうな気配が漂い始めているというのだ。
「ジャニーさんが亡くなって将来が危惧されているところに、来年いっぱいで嵐が活動休止すればジャニーズの弱体化は加速。そんな中、将来性がたっぷりなJr.たちを育てている滝沢氏に擦り寄るメディアあってもおかしくはありません。そうなると、ジュリー派と滝沢派のタレントが同じ媒体や番組に出なくなりそうです」(同)
新体制に移行して早々に“火種”がくすぶっているようだ。