「過去にないほどのジャニーズの大盤振る舞いです。普段は映像素材の使用に関して、異様なまでに神経質になっているんですが、今回は各番組につき1グループ1回まではOKで、特に時間も指定されず。普段はなかなか許可の出ないSMAPの5人での歌唱シーンもOKでした」(ワイドショー関係者)
そのおかげで、各局の番組はまるで“ジャニーズ祭”のような番組構成だったが、実はジャニーズ側から各局に対してある“要求”が突き付けられていたというのだ。
「薬物事件で逮捕されたメンバーの映像は『絶対NG』と言われたそうです。そのため、フォーリーブス、光GENJI、男闘呼組はなかなか逮捕されていないメンバーだけの映像がない局が多く、あまりVTRが流されず。KAT−TUNはオリジナルメンバー6人のうち2人が逮捕されてしまったので、3人体制になってからの映像しか使われていませんでした。SMAPは5人のうち2人が逮捕されていますが、薬物ではなかったのでセーフだったようです」(芸能記者)
KAT−TUNに至っては、逮捕されたメンバーたちも人気があっただけに、そのメンバーたちのファンにとっては、なんとも悲しいVTRになってしまったようだ。
同グループの元メンバーで、大麻で逮捕され不起訴になった田中聖は、10日に自身のブログを更新。「世界一のプロデューサーとして栄光の道を駆け抜けたと思うので、今はゆっくり休んでください。どこにいても自分は貴方の息子です。ご冥福をお祈り致します」とジャニーさんを追悼した。
そして、同じく大麻で逮捕・起訴された田口淳之介被告は、11日に東京地裁で初公判。ジャニーさんの死去について言及するかが注目される。