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ビールは髪にいい?

 ビール酵母は、髪にいい、というシャンプー会社のネット記事を読んだ。髪の形成や生育に不可欠な栄養素(亜鉛ビタミン、ミネラル、アミノ酸、等々。)をバランスよく含んでおり、毛母細胞に刺激を与えるパワーも持っているのだそうだ。ちょっと驚く。

 今実際に、ビール酵母が育毛サプリメントに使われている商品もあり、さらに驚かされる。某業者によると、ビール酵母はミネラル豊富な点がいいらしい。また、脱毛の原因である皮脂を除去してくれるのだそう。(むしろ皮脂が詰まるような逆のイメージがわくのだが。)

 これにつき、悪玉DHTが活性化して、酸化皮脂という大きな塊をつくって、毛穴をふさいでしまうのが脱毛の原因であり、その酸化皮脂を取り除いてくれる、という効果がビール酵母には見込めるのだ、とネットのあちこちに解説してある。

 ちなみに、毛穴がふさがれる、というのは、どういうことか。

 毛根の最も根元にある毛乳頭という部分に栄養が行き渡らなくなり破壊されて毛がはえてこない状態、のようだ。
 部分的に、毛根がつるっと無くなって髪の生え方が「疎」になってしまっている人がたまにいるが、年齢を重ねてこの疎の部分の髪が細くなってくると、長髪やパーマなどでも隠せなくなってくるから、必要以上に(というか、もうそこには毛が生えないのだから元からヤバかったのであるが。)ヤバく見える。要するに、毛穴がふさがれている、無くなっている、というのは具体的にこういう状況が現れる。筆者もそのひとりだ。(泣)
 よって、こうならないうちに予防できるのであれば、毛穴がまだ密のうちに、また一応カムフラージュできているうちに、ビール酵母育毛を試みてみることは、育毛に真剣に取り組むきっかけになるかもしれないだろう。
 あらためて、不摂生の代表選手のようなイメージの飲酒が、髪にいいとは、驚きであるが、いまのところ、ある程度目安となるはずの厚生労働省や消費生活センターなどへの被害報告もない。
 それには、医薬品でない、というのがひとつミソなのであろう。まずはあくまでも個人の責任ということでなら、試したらいいのではないだろうか。

 …気になるのは、ひょっとしてビールを飲むと髪にいいのだろうか?また、なすりつけたら、毛穴の消失を防げるのだろうか。(笑)

 大手ビール会社によると、「あくまでもビールは嗜好品であり、効能を調査する業務自体をしておりません。嗜好品として是非お楽しみください」(お客様相談センター)
 とあしらわれた。とりあえず個人で、ビールを頭になすりつけて楽しんでみるしかない?

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