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【放送事故伝説】『NHKのど自慢』は放送事故だらけ!?伝説の音声トラブルとは?

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 2019年8月18日に放送された『NHKのど自慢』で、出場者のおばあさんが、ゲストの鳥羽一郎が歌っている最中、体調を壊し運び込まれる放送事故があった。

 このおばあさんは81歳の女性で、出番は無事に終わったが、ラストの出場者紹介まではひな壇の後ろで待機する決まりで、この女性はずっと口を押えながらフラフラと動いており、途中隣の出場者へ寄りかかるような姿も放送されていた。NHKによると、この女性は放送後病院へ運び込まれ、現在は無事に回復しているという。

 さて、『NHKのど自慢』だが、1946年の放送開始以来(この時はラジオ番組だった)、実に70年以上の歴史のある生放送であるため、これまで数々の放送事故が目撃されている。

 近年、特に話題になったのが、冒頭から約3分間、音声が重なった状態で放送された 2016年6月5日の放送事故である。原因は未だ不明となっているが、発生したのは、一度流れた音声が10秒後に再び流れるというトラブルであり、あの特徴的なOPソングの鐘の音がズレて聞こえたり、出場者の歌っている音声が重なって聞こえるなど、大規模な音声トラブルが発生した(この事故はテレビだけで、ラジオ放送は問題なかった模様)。

 この現象は3分程度で直り、この後は特に問題はなく放送は続けられたのだが、ドタバタに影響されたのか、出場者の一人が歌い出しが分からなくなり、最初から歌い直した(かなり例外である)など、とにかくトラブルが多い回だったようだ。

 なお、司会の小田切千アナウンサーは、2013年から『のど自慢』の司会として毎週各地へ飛んでおり、今回の出場者が倒れる事故も冷静に対応していたが、さすがに2016年の機材トラブルは防ぎようがなかったようで、次回の開催予定地をド忘れしてフリーズするなどのトラブルもあったようだ。

 生放送だけに、何かが起こるかわからない『NHKのど自慢』。放送事故ファン(?)は是非、注目してほしい番組である。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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