各紙によると、同社は東西で300人いるジャニーズJr.に特化した、育成・人材発掘などを行うプロデュース会社で、滝沢氏はそのトップとして手腕を発揮。ジャニーズ事務所の関連会社をタレントだった人物が務めるのは初で、会長にはジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が就任したという。
滝沢氏はさっそく、3月に神奈川・横浜アリーナでジャニーズJr.の3ユニット「SixTONES(ストーンズ)」、「Snow Man」、「Travis Japan」による単独コンサートを行い、社長自らが演出することを発表。また、東京・原宿のジャニーズショップとは別に、ジャニーズJr.だけのショップを設立する構想も明かしたという。
「すでにグループとしてデビューしているタレントのみならず、ジャニーズJr.のメンバーたちにはメジャーになる前から多くのファンがついている。そのため、人気のあるJr.メンバーのグッズは飛ぶように売れそうだ」(芸能記者)
そして、タッキー新社長の本格始動により、以前からフジテレビの間で浮上していたプランが実現する可能性がありそうだというのだ。
「16年のSMAP解散により、冠番組の『SMAP×SMAP(スマスマ)』が終了。以後、同番組が放送されていた月曜午後10時枠は、なんの番組をやっても数字を取れない。以前、『スマスマ』の後釜として、ジャニーズJr.を前面に押し出した番組が企画されたことがあり、頓挫したままだったが、タッキー新体制で実現する可能性がありそうだ」(テレビ局関係者)
放送されれば、視聴率が低迷するフジにとって明るい材料になりそうだ。