ジャニーズのカウコンは98年に同局で生中継がスタートしたが、昨年は06年の13.1%を大きく更新し最高視聴率を記録した。
ライブには近藤真彦をはじめ、V6、嵐ら所属タレントが総出演。9月に解散した「タッキー&翼」がラストステージのために一夜限りで復活を果たし、さらにはかつて2人のバックダンサーを務めた「FOUR TOPS」の風間俊介、生田斗真、山下智久、長谷川純の4人も登場していた。
「タッキー&翼のラストステージで、おまけに、今年から裏方に回る滝沢秀明もラストステージ。さらに、山下以外のFOUR TOPSの3人は普段、俳優業が中心でステージでのダンスを披露することはなかったので、かなりレアだった。生中継の序盤にSexy Zoneのマリウス葉がステージ下に転落するハプニングがあったが、大事には至らず、何事もなかったかのようにステージに復帰。もし、大ケガでもしていれば、タッキー&翼のラストステージどころではなくなっていた」(芸能記者)
また、テレビの放送後には、各グループが一言ずつ今年の抱負を言う時間があったそう。
「司会の国分太一が、『いつもはTOKIOでの出演だったが、今年は一人。またTOKIOで出られるよう頑張りたい。ご迷惑をおかけしました。』と謝罪し、ファンもザワついていました。あと、マッチ(近藤)がタッキー&翼に一言と問われた際、『言葉が見つからない』と、年長なのに気の利いたことも言えずブーイングでしたね」(アイドルライター)
高視聴率という形で、ラストステージを“有終の美”で飾った「タッキー&翼」の滝沢と今井翼だが、ステージに上がった背景には、それぞれ複雑な思惑があったようだ。
「タッキー&翼の解散には、不仲説などネガティブな要因も報じられていました。そのため、滝沢としては今後のことを見据え、ポジティブにラストステージを飾るためジャニー喜多川社長に一夜限りの再結成を直訴。一方、今井は本音では滝沢の顔も見たくない状態でしたが、ファンのことを考え渋々ステージに立ったようです」(テレビ局関係者)
今後、滝沢と今井がステージで共演することは二度となさそうだ。