第1試合は、キラ☆アンvs松澤チョロ。元『Kamipro』記者の松澤チョロが勝利した場合、キラ☆アンは下着姿になる。チョロが敗北した場合のペナルティは未定。
試合はチョロが意外にもマトモなフォームのドロップキックを放ち、キラ☆アンのエルボーを喰らいダウンする際に、両手を広げ懸命に後ろ受け身を取るなど、最低限の練習の成果を見せて健闘するも、やはりなすすべもなく、三角絞めからの流れの腕ひしぎでギブアップ。
負けたチョロはデビュー戦ながら「プロレス引退」を言い出し観客を笑わせるが、二見社長はこれに、
「オマエにプロレス無理なのはよ〜くわかったよ。その代わり次のT-1興行に女子レスラー連れてこい! ただし、ギャラはチョロ持ちだ!」
と突き放し、さらなる爆笑を誘った。
第2試合は山田よう子vs押野愛子。アームレスリング世界王者対喧嘩女王のガチンコ格闘技対決。第1試合とはうってかわったバチバチの対決は、 場外乱闘もありのヒートアップの末、山田がパンチで押野をKO。押野は試合後も立ち上がれず、運ばれていった。
さて、ここで最近二見社長に急接近中のターザン山本!氏が、元新日社長の草間政一氏と10分間のトークショー。例によって一人炎上状態のターザンが、 草間氏から新日のヤバイ話を色々聞き出そうとするも、草間氏はうまくかわして、ややかみ合わないまま対談は終わった。
いよいよメインイベント。ゴング前から二見社長は「俺に惚れるなよ!?」とかねてから挑発していた美人レスラー・野崎との対戦を要求。「デブは来るな!」と二見社長にばっさり拒否された勇気がふてくされる中、試合は二見社長と野崎の対決でスタート。
やや二見社長優勢に進むが、突如としてドアを激しく叩くノックの音。スタッフが不審がりながらもドアを開けると…“CG”放射と共にサバイバル飛田の乱入だ!
飛田の乱入でいったんはノーコンテストとなったメインだが、「井上京子さんには了承してもらってある」と主張する飛田の要望で、飛田・勇気・野崎組vs二見・サスケ組のハンディキャップマッチに。試合を優勢に進める飛田組だったが、飛田の誤爆をきっかけに、勇気・野崎の不信が爆発、四対一の超ハンディキャップマッチとなり、全員にボコられた飛田を二見社長がフォール。
…とそこにまた乱入! 今度はアイスリボンを退団したばかりの市井舞が、昨年以来意気投合したという飛田を救出すべく、二見社長を襲撃。「私は退団じゃねえ、クビになったんだよ!」と毒を吐きまくりながら二見社長に対戦を要求すると、「面白えじゃねえか!」と二見社長はなんと、総合ルールでの対戦を提案! 次回興行で対戦実現なるか?
ハプニングだらけの試合終了後は、お約束の二見社長の「23分一本勝負」独演会。
「トークショーにターザンを呼んだら週プロにネグレクトされた。近いうちに週プロを襲撃しに行く。T-1と週プロは同じ水道橋、歩いて2分30秒だからよ!」
「華名のマニュフェストって、なんだアレ。男と対戦してるのを自慢してるけど、胸の谷間を見せつけたいだけだろ!?」
と、『週刊プロレス』と華名に対して大断罪大会。
危ない話が次々飛び出す中、リングに残ったサスケも渦中の住宅ローン未払い騒動について激白。
「え〜皆さん、裁判やる時は最後まで闘いましょう! 泣き寝入りをするとソンしますから!」
と経験者にしか話せないトークで会場を沸かせた。
最後は“二見信者”が囲むリング上で、二見社長、勇気、野崎の3人によるダンス、そして二見社長の「イッパイ、サンキュ〜!」のシャウトで締めとなった。
しかし、週プロ襲撃は本当に実行されてしまうのか。そして次回の興行は…二見社長に騒動は尽きない。
(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
◆『二見記念日 T-1スペシャル〜一期一会〜』
平成23年2月3日(※フタミイヤーのフタミデー)開始:19:23(※イク〜フタミ!)
会場:東京・新木場1st RING
観客:230人(満員)
<第1試合 松澤チョロデビュー戦 HGカップ対伝説の記者 シングルマッチ 23分1本勝負>
○キラ☆アン(11分21秒 腕ひしぎ逆十字固め)●松澤チョロ
<第2試合 アームレスリング世界王者対喧嘩女王 シングルマッチ 23分1本勝負>
○山田よう子(8分15秒 KO)●押野愛子 ※右フック
<メインイベント お騒がせコンビ対最後のNEO戦士 タッグマッチ 23分1本勝負>
二見社長、ザ・グレート・サスケ(5分5秒 無効試合)勇気彩、野崎渚 ※サバイバル飛田乱入により
<再試合 フタ・ミ式タッグマッチ 23分1本勝負>
○二見社長、ザ・グレート・サスケ(10分49秒 体固め)勇気彩、野崎渚、●サバイバル飛田 ※裏拳
※今回もマット界関係者、選手が多数来場! 1839(イッパイサンキュー)!
関係者
週刊プロレス元編集長 ターザン山本!
新日本プロレス元社長 草間政一
元千葉ロッテ&元阪神 立川隆史
サステイン広報 北森代紀
ジュエルス代表 尾薗勇一
ヴァルキリープロデューサー 茂木康子
ヴァルキリー 長尾メモ8
ゴットプロデューサー KAZUKI
エスオベーション代表 鈴木八郎
選手関係
ヴァルキリー第2代女子フェザー級チャンピオン V一
ヴァルキリー初代女子フライ級チャンピオン 玉田育子
佐藤瑞穂
つぼ原人
エンセン井上