この会見は原発事故で行き場を失った被災者に新たな移住区を紹介する情報センターの発足を発表したもので、菅原文太は仙台市代表出身者として出席。菅原は会見で「衆議院の選挙なんかどうでもいいから原発の是非を問う国民投票をやってほしい」「反原発三国同盟じゃ!!」と大いに吠えた。
近年、映画に出る機会が少なくなり久々のメディア出演となった菅原文太。今、何をしているのかというと、なんと農家になっているのだという。農業をやる芸能人は高木美保をはじめ、永島敏行、大桃美代子など数多くいるが、彼の農業に対する熱意や情熱は、折からの健康志向やロハスブームなどに推されたような中途半端な物ではない。
「菅原さんは70歳を前に岐阜県の飛騨地方に移住し、夫婦で家庭菜園をしていましたが、数年前に身体を壊し東京に戻ってきました。その後、山梨市内に農業生産法人を作り人を雇って大規模な農場を作っています。今は俳優業はほぼ引退し、農業が人生の全てになっているそうです」(自称:芸能通)
あの「仁義なき」の広能がいまや農家のおっちゃんとは驚きだ。
「菅原さんは農業を通じ、生きることの尊さを学んだと聞きます。庶民の目線から語る講演会も好評と聞きます。今回の『ふるさと支援』は俳優としてのアピールではなく菅原さんの100%の善意。菅原さんのような大物が味方になることは庶民にとってとてもありがたいこと」(前述の芸能通)
菅原文太77歳。これからも頑張ってもらいたい。