番組中、歯の無い一般人を集め、歯の無い人が食べにくい料理を検証するVTRが流れる。そのVTRを見たマツコは、「歯の無い人ってみんな幸せそうじゃない?あの人達は圧倒的に他者の目というものを気にしていないのよ。他者の目に苛まれている人ほど不幸」とコメント。
続けて、「『モテよう』とか『隣の女よりキレイでいよう』とか、ずっとそれを気にし出したら不幸に陥るわけじゃない?」と周囲と比較してしまうと不幸になってしまうと語り、「(歯の無い人達は)そこから開放されてる」と歯が無いことに劣等感を感じず、陽気に食べ物を食べようとする姿を見て、他者の視線を意識しないことの大切さを話す。
そして、マツコは関ジャニ∞・村上信五に「歯抜いちゃえお前」と言い放ち、「何?このブーメラン」とツッコまれ、スタジオ内の笑いを誘った。
ネット上では、「確かに歯の無い人は吹っ切れてる感じがある」「周りの目を気にしないっていうのも確かになって思う」「他者の目を気にしてる人は不幸そう」など、マツコの考えに共感する人が多くいた。
ただ、過去にマツコは『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ系)に出演した際、クラブで馬鹿騒ぎしている人達に噛み付く山里に「私はクラブで遊んでた彼らや彼女達のほうが幸せだと思う。あなたみたいな人は、本当に幸せになれないタイプ」と嫉妬心が強いと幸福になれないと言い放つ。
だが、マツコは「鈍感で幸福であるぐらいだったら、敏感で不幸でいたい」と周囲の視線を気にしない人のほうが幸せだけど、周囲の視線を気にしすぎて不幸でいるほうが自分には合っていると話していた。
周囲と比較しないほうが幸せと認めつつ、あえて“そっち側”にいかないマツコは、私達とは違った幸福感を得ているのかもしれない。