小橋不在のノアを引っぱてきた丸藤の目はごまかせないようだ。昨年の12月の復帰後、すでに3試合をこなした小橋だが、丸藤の目には「小橋建太はまだ本気を出していない。いや、出せていない」と物足りなく映るという。そこで丸藤は直接対決で小橋の100%を引き出す計画を練っている。
それが大阪でのベルト持参プランだ。当日は6人タッグ戦ながら、杉浦貴と保持するGHCタッグ王座を持参する予定。自らの欠場で返上せざるを得なかったベルトを見せ付け、小橋のハートに火を着けるつもりだ。「小橋建太がベルトを見せつけられて燃えないわけがない」と不敵に笑う。
次期シリーズでの開催が決定したタッグリーグ。三沢光晴、秋山準らトップどころとの真っ向勝負を掲げて提唱した丸藤は、もちろん小橋も引っ張り出す考え。「とにかくリーグ戦には出て来い」と厳命。ベルトをエサに小橋の担ぎ出しを狙っている。
丸藤はベルトをエサに小橋の本気度100%を引き出せるか、大阪決戦の行方に注目だ。