すると、上戸彩、佐々木希、川島海荷、相武紗季…後は北川景子、そう、忘れちゃいけないAKB48! 大体そんな名前が挙がってきそうである。実際、彼女らのブログには、度々「今日は○○さんのCMの撮影です」というエントリーが登場する。
その度、(今日一日でいくら稼いだのかな?)と思ってしまうのは、下世話にすぎるだろうか…。
不況に加え震災の影響もある中、こういったCMの“勝ち組女王”たちの勝ちに至るまでの舞台裏には興味がある。専門家たちはこんな指摘をする。
「佐々木は、月刊誌で『CMしか仕事がない女』、とすっぱ抜かれました(笑)。しかし、彼女は米国で有名な映画サイトのランキング企画・2010年度版<世界で最も美しい顔100人>の33位にランクイン。アジアでは韓国の人気モデルで女優のソン・へギョの18位に継ぐもので、そんな抜群のルックスを武器にCMのオファーが引きも切らない、といったところが真相ではないでしょうか」(芸能ライター)
ギャラについてはどうか。
「この人たちに限っては、CMのギャラは、一本ン千万円単位。これがスポンサーから広告代理店に支払われる額の単位です。今の経済状況も加味すると、川島が千万円単位の前半で、佐々木がそれより少し上、AKB48は…わかりません、佐々木より低いでしょう。でも、ほかも似たり寄ったりではないでしょうかね。ギャラが抑えられる分、本数が多くなっていることは間違いないでしょう」(広告代理店関係者)
とのこと。
さらに、こんな声もあった。
「10年近く前でしょうか、“癒し系”というキーワードで若手CM女王の“大台”ともいえる5000万円をはるかに超えて一本8000万円近くまでいった某女性タレントがいました。この舞台裏では、すさまじい某女性タレント側からの売り込み作戦があったと聞きます。現在でも、CM分捕り合戦で天下を治めたタレントが、一人勝ちの栄華を誇る現象は変わらないでしょうね」(業界関係者)
まさに、さわやかな笑顔の裏に、仁義無き戦いがあるのかもしれない。