大日本プロレスは8・19新木場大会で6チーム参加のワンナイト8人タッグトーナメントを開催。優勝は関本大介率いるストロングBJが飾ったが、今大会の主役は山川竜司―。負傷欠場した伊東竜二の代打として急きょ出場した山川は、1回戦&準決勝で「7年ぶり」に蛍光灯デスマッチにトライ。体調不良で第一線から退いており、コンディションは万全でなかったが、不屈の闘志でマイナス部分をカバー。血まみれになりながら勝利に貢献した。
大日本では8・28後楽園大会からデスマッチ世代闘争が開戦する。BJWデスマッチヘビー級王者の宮本裕向を筆頭とするデスマッチ・ヤングブラッツの台頭を受け、これまで団体を引っ張ってきた同王座の歴代王者たちがデスマッチ・チャンピオンズを結成。いよいよ両軍が激突する。
山川とタッグを組み、その戦いぶりを目にしたアブドーラ・小林は「勇気づけられた。まだまだ若い奴らには負けん」と発言。決勝では関本のジャーマンに力尽きた山川だが、刺激を受けたデスマッチ・チャンピオンズの士気は、一層高まってきた。
◎ド迫力衝突シーン
蛍光灯の破裂音が会場に響きわたる。次の瞬間、白煙が上がり大量のガラス片が飛び散る。新木場大会では蛍光灯200本デスマッチと東京タワー&札幌テレビ塔ダブル蛍光灯デスマッチが行われた。後者は蛍光灯を縦に積み、3階建てと2階建ての蛍光灯タワーを製作。東京タワーと札幌テレビ塔に見立てたデスマッチは、ド迫力の衝突シーンが続いた。