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『みなおか』からバトンタッチされた坂上忍 “ハードル”越えは超難関?

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坂上忍

 1988年10月にレギュラー放送がスタートした人気バラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の最終回が22日に放送された。平均視聴率は9・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 最終回にもかかわらず、放送は通常の1時間枠。おまけにゲストはレギュラー放送初回に出演した歌手の松田聖子と、同番組から誕生した音楽ユニット・野猿のみ。最終回にしてはややさみしい内容だった。各メディアによると、前週15日の7・1%から2・6ポイントの大幅増で今年最高の数字をマークしたという。

「最低でも2ケタと制作サイドは見込んでいたようだが、それほど視聴者の関心が高くなかったことが露呈した形だ。仮に特番で長時間放送にしたとしたら視聴者が飽き、視聴率はさらに下がっていたのでは、と思えるほど」(テレビ局関係者)

 同番組の後を受け、4月から放送されるのが、坂上忍の冠番組「直撃!シンソウ坂上」。

 坂上は同局の平日昼の帯番組「バイキング」のメインMCとしておなじみだが、ゴールデン、プライムタイムのレギュラー番組でMCを務めるのは、フジテレビ系列ではこの番組が初めてだ。内容は、坂上が世間を騒がせた人物や事件を直撃するような「ジャーナリズムバラエティ番組」だという。

「『バイキング』と同じ制作チームが担当します。坂上は多忙なので、空いた時間に直接直撃取材に出かけると言いますが、坂上の体調が心配。さらには、最低でも視聴率2ケタという“ハードル”がある。2ケタを割るようなことがあればただちに企画変更など、大幅なテコ入れがありそう。いずれにしても、4月の改編の目玉番組だけに、コケることは許されません」(芸能記者)

 いつの間にか、坂上は同局の重すぎる“看板”を背負わされてしまったようだ。

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