ゲームソフトの世界観をそのままに、新米ハンターに扮した山本が、機械獣たちと戦い、葛藤や挫折に苦しみながらも、成長していく姿が描かれている。まるで映画のような圧倒的なスケールと山本の鬼気迫るアクションが最大の見所だ。
山本は役作りについて、「自分がゲームの中で動いているのを想像した感じですかね。ゲームの中にいるみたいな感覚だからすごい貴重な経験だなって思っています」とコメント。
今回の撮影では、機械獣からの襲撃や密林での疾走、そして爆炎の中に突っ込むアクションシーンに挑戦したが、「全部苦労していると思う。海岸でも吹っ飛ばされそうになっているし、風に。滝も崖から落ちそうになっているし、湖も滑って顔から転びそうになっているし、あとなんだろな…。炎も本当に火傷するかと思いました」と振り返り、「でもほんとに体張った現場で、いい刺激ですね私にとっては、楽しいし。『ここまでしかできない』っていう範囲を決められるのが一番嫌いだから、本番で全力でやって怪我するくらいの勢いでやって行きたい、と思っていたので。もうすごい完成楽しみですね」と胸を躍らせた。
撮影は高温多湿な気候である東京・八丈島で行われたが、撮影前後は強風の影響で、キャストの飛行機到着も危ぶまれ、さらに定期船である船の出航延期も続いたという。ただ、最終的には無事に撮影も終わり、演者である山本とスタッフとの間に一体感が生まれ、クオリティの高い映像が完成。
山本も「すごく感動した。過酷なのに笑えてる、ってすごい幸せだなって思う。それくらいスタッフさんみんなに支えて頂いて、アクションがしやすいというかお芝居がしやすい環境を作って頂いて、全然寂しくないし、なんなら一週間、もっと長編作ります? って、それくらいの勢いで楽しい」と充実感をかみしめた。
山本とスタッフが作り上げた最高の映像を是非とも堪能してほしい。