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西武・山川の背番号「3」、ファンが反感を抱くワケ 過去に背負った選手たちの共通点、不吉な前例も?

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山川穂高

 今シーズン「143試合・.256・43本塁打・120打点」の成績をマークし、2年連続で本塁打王に輝いた西武・山川穂高。その山川の背番号変更を球団が検討していると、複数メディアが報じている。

 報道によると検討の結果、変更ということになった場合、山川の背番号はプロ1年目の2014年から今シーズンまで6年間背負ってきた「33」から「3」に変更されるとのこと。また、球団は山川だけでなく、金子侑司の背番号も「8」から「7」に変更することを検討しているという。

 西武における背番号「3」は、過去に大下弘(1952-1959)、土井正博(1975-1981)、清原和博(1986-1996)といった強打者たちが背負ってきた番号。今シーズンは直近の着用者・浅村栄斗(2017-2018)が楽天に移籍した影響で空き番号となっていたため、山川が着用することになれば2年ぶりの復活ということになる。

 今回の一件を受け、ネット上の西武ファンからは「背番号『3』の山川は風格が出そうですごくいいと思う」、「とうとう3番を背負うのか、それならユニフォームも買い換えないと」、「西武の3番にふさわしい打棒を来年も見せつけてほしい」と、来シーズンへ向け期待する声が多数。

 一方、「3番なんて縁起悪い番号を渡すのはやめろ」、「背番号変更が移籍フラグになりそうで怖い」、「変更したいならせめてお祓いぐらいはやってほしい」といった不安や反対のコメントも数多く見受けられた。

 「平成になって以降、西武の日本人選手では清原、玉野宏昌(1997-1999)、中島裕之(2004-2012)、浅村の4名が背番号『3』を背負っていますが、清原、中島、浅村の3名は後にFA移籍でチームを去り、残る玉野も着用期間内の一軍出場はわずか6試合。また、清原が2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕されたことは広く知られていますが、昭和の着用選手である土井も引退後の1989年に麻雀賭博への関与で現行犯逮捕される不祥事を起こしています。こうした事柄を踏まえ、背番号『3』を“不吉な背番号”と位置付けているファンも一定数存在するようです」(野球ライター)

 球団としては、名だたる強打者が背負ってきた由緒ある番号として山川に背番号「3」を与えようと検討しているようだが、もし報道通りに背番号変更となった場合、山川はこうした不安を払しょくすることができるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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