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「行くか!」宮根、札幌マラソンコースに過剰ツッコミ “ワイドショーが札幌の印象下げる”と怒りの声

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画像はイメージです

 1日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)のMC・宮根誠司の発言に批判の声が多く集まっている。

 問題となっているのは、2020年東京オリンピックのマラソンと競歩の開催地が正式に北海道・札幌に決定したことに関する特集。『ミヤネ屋』では番組冒頭からこの話題を取り上げ、コースになると思われる北海道マラソンのコースを紹介し、北海道マラソンで優勝した経験を持つ元マラソン選手の藤原新氏が解説。現地から中継もしていた。

 しかし、コースに入っている「新川通」について宮根は「藤原さんいわく、ダレる」と指摘し、目標物や建物が通りにないことを指摘。さらに、新川通がどのエリアも最寄り駅から徒歩で40分程度かかると知ると、「行くか!」とツッコみ、「高齢の方も見たいし、お子さんもいらっしゃるわけだから……」と苦言を呈した。また、東京のように雷門など名所がないと言い、「実況アナウンサー泣かせですよ」「なんにもない。『真っ青な空、緑の木、風が吹いてます』を繰り返すしかない」と札幌の景観をけなす発言を繰り返し、スタジオからは笑いが起こっていた。

 また、藤原氏がコースについて「東京よりもハイペースになることは間違いない。走りやすいコース」と説明すると、宮根は「日本人選手にとってはどうなんですか?」と質問。これに藤原氏が言いよどみつつ、「日本人選手にとってはあまり良くない。荒れにくいコース」と答えると、宮根は「じゃあやめようよ!」とも発言していた。

 しかし、宮根のこの一連の発言に北海道民からは、「なにもないって…なんでそんなこと言われなきゃならないの?」「アスリートのためなのに、実況アナ泣かせだって文句言うのは違くない?」「地元をこんなディスられる意味が分からない」といった批判の声が殺到。また、実際に番組側に抗議したと宣言するネットユーザーも多く見られた。

 「札幌開催案が浮上して以降、ワイドショーでも連日この話題を取り上げ、多くの番組が『東京にするべき』といった雰囲気を出していました。その中で出演者から“北海道サゲ”発言が出ることもありましたが、宮根の発言はその中でも特にひどく、北海道民から苦情がきても仕方のないもの。ワイドショーが札幌開催を過剰に否定し続けることで、すでに決定してしまった札幌開催に対し、否定的な気持ちを煽ってしまうのでは? といった懸念の声も聞かれています」(芸能ライター)

 札幌開催は北海道や札幌市が誘致したわけではなく、IOCが決めたこと。それにもかかわらず、宮根が繰り返した札幌をサゲる発言の数々に、多くの北海道民が傷ついたようだ。

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