この日、番組では東京オリンピックのマラソン・競歩の開催地問題を特集。札幌で開催する案がほぼ覆らなくなったと紹介していた。そんな中、猫ひろしは北海道マラソンに出場したことを明かしつつ、「暑かったです」とコメントするなど、札幌開催に否定的な姿勢を見せていた。
また、札幌開催となった場合、北海道マラソンをベースにコースを設定するといい、スタジオでコースの説明をしていた際にも猫ひろしは「僕、ここ走ったけど、風景変わらないですよ。絶対東京の方がいいと思う」と発言。その後も、「札幌でやると、他国の速いアフリカ勢が有利になりますよ。メダルが近くなる。(走りやすいからメダルを)もっと取りやすくなる」とも分析していた。
しかし、この発言に「風景が変わらないからなに?つまらない?来なくていいよ」「なんで札幌ディスるのかな…ひどい」「札幌なんか悪いことした?なんでこんなこと言われなきゃいけないんだ」といった北海道民からの批判や、「選手ファーストじゃなくて日本人ファーストかよ」「場所で有利不利とかやってたらそもそも世界大会の意味ないよね」という声も集まっている。
「マラソン開催地が東京から札幌になったのは、“選手ファースト”を考えてこそのはずですがが、『札幌にすることでアフリカ勢の選手がメダルを取りやすくなる』というのは、『東京開催ならば自国選手が有利になる』と発言していると受け取られても仕方のないこと。猫ひろしもマラソン選手。だからこそ、モラルを問う声が多く見受けられました」(芸能ライター)
さまざまな意見が聞かれる東京オリンピックマラソン開催地問題。果たしてどう決着するのだろうか――。