「毎回ズレてんな。ビビットでまともなのは真矢ミキさんだけ」「バカすぎて呆れる」「コンビニで働く私にとってはその言葉が信じられなかった」「相変わらず一人だけ的外れなこと言ってる」「非常識な行動ってわからないのか」……。
一体どうしたというのか。そのやり取りをプレイバックしてみよう。この日の特集では、「食品ロス」に対抗するべく、賞味期限切れの商品を激安で扱うお店を合計3店舗紹介していた。例えば、東京・代官山にあるショップでは、賞味期限切れの食品をすべて20円で取り引き。マンゴスチン緑茶が通常500円のところ20円、くるみチョコレートも920円が20円など、消費者にとってはありがたい値段だが、棚に並べられるたびに即完売するという。
さらにスタジオでは、そんな賞味期限切れの食品を試食。真矢ミキは「食べごろで美味しい」といった感想を述べていた。そして最後に、コーナーの進行役のTOKIO・国分太一が「今日、紹介できたお店は(たったの)3店舗。もっと、もっといろんなところで広がったほうがいいですよね」と、同じような店が増えてほしいと望んだ。
すると真矢が、それまで「得する」と感じて、スーパーで商品を奥から取っていた過去を詫びつつ、「あれをみんながやると、賞味期限(切れ賞品)をどんどん増やしてしまう」と主張。「できること、目の前からやっていこうと」述べ、今は手前から取っていると語った。
だが、これに対し反論したのがテリー伊藤。「でも、奥から取ることが悪いのかな?そこにあるんだから、新鮮な物を取ろうというのは(自然なこと)。例えば、自分の子どもに食べさせたいというのは普通だと思う」と返したのだ。
テリーの見解に真矢は、「でも、全員でやったら、どんどん(賞味期限が)浅い物が残っていく」と再び応酬。続けて、「私はそうしたけどなぁ」と意識を改めたとつぶやき、「手前も新鮮ですよ」と、やりきれない表情をしていた。
テリーのような考えを持つ人も確かにいるが、これでは食品ロスはなかなか削減できそうにない。