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「商品を奥から取るのが悪いのか」テリー伊藤に視聴者から批判 “非常識な行動”に真矢ミキも苦言

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テリー伊藤

 約646万トン(農林水産省および環境省・平成27年度推計)。これは、日本国内でまだ食べられるはずなのに廃棄される食品の年間量だという。近年声高に叫ばれる「食品ロス」だが、なかなか進んでいない。そんな中、11日放送の『ビビット』(TBS系)の中で、テリー伊藤が放った発言にSNS上で違和感が広がっている。

 「毎回ズレてんな。ビビットでまともなのは真矢ミキさんだけ」「バカすぎて呆れる」「コンビニで働く私にとってはその言葉が信じられなかった」「相変わらず一人だけ的外れなこと言ってる」「非常識な行動ってわからないのか」……。

 一体どうしたというのか。そのやり取りをプレイバックしてみよう。この日の特集では、「食品ロス」に対抗するべく、賞味期限切れの商品を激安で扱うお店を合計3店舗紹介していた。例えば、東京・代官山にあるショップでは、賞味期限切れの食品をすべて20円で取り引き。マンゴスチン緑茶が通常500円のところ20円、くるみチョコレートも920円が20円など、消費者にとってはありがたい値段だが、棚に並べられるたびに即完売するという。

 さらにスタジオでは、そんな賞味期限切れの食品を試食。真矢ミキは「食べごろで美味しい」といった感想を述べていた。そして最後に、コーナーの進行役のTOKIO・国分太一が「今日、紹介できたお店は(たったの)3店舗。もっと、もっといろんなところで広がったほうがいいですよね」と、同じような店が増えてほしいと望んだ。

 すると真矢が、それまで「得する」と感じて、スーパーで商品を奥から取っていた過去を詫びつつ、「あれをみんながやると、賞味期限(切れ賞品)をどんどん増やしてしまう」と主張。「できること、目の前からやっていこうと」述べ、今は手前から取っていると語った。

 だが、これに対し反論したのがテリー伊藤。「でも、奥から取ることが悪いのかな?そこにあるんだから、新鮮な物を取ろうというのは(自然なこと)。例えば、自分の子どもに食べさせたいというのは普通だと思う」と返したのだ。

 テリーの見解に真矢は、「でも、全員でやったら、どんどん(賞味期限が)浅い物が残っていく」と再び応酬。続けて、「私はそうしたけどなぁ」と意識を改めたとつぶやき、「手前も新鮮ですよ」と、やりきれない表情をしていた。

 テリーのような考えを持つ人も確かにいるが、これでは食品ロスはなかなか削減できそうにない。

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