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東急ハンズでバカ売れ! 手作りマカロンに挑戦

 バレンタインデーの10日ぐらい前、壊れて取れてしまった風呂場のタオル・ハンガーを買いに渋谷東急ハンズに入った記者。夕方だったせいか、バレンタイングッズ売り場に集う若い女子の熱気がスゴイ。
 もう20年ぐらい手作りのチョコレートなぞ作っていない記者は、かわいいラッピング商品や、ハート型、溶かす前の板チョコなど、既に縁のないモノと思い、その場を立ち去ろうとしたのもつかの間。なんと、あのドラマ「銭ゲバ」でおなじみの高級フランス菓子・マカロンが手作りできるという、「マカロン手作りセット」なるものを発見してしまった。

 卵白と砂糖を色とりどりにこねて焼いた洋菓子マカロンは、小粒のものでも1コ200円〜300円くらいしてけっこう高い。記者もスタバとかで意を決してひとつ買ってみるが、たいがいその場にいる人と半分にして食べる。口に入れるとトロリと甘さと香りが広がり、フンワリ・しっとりとした口当たりが美味しい。とにかく高い割にはてんで腹のたしにもならない贅沢な菓子なのである。
 そのマカロンが20コも出来て、たったの600円! これは安い。「これをキレイな袋にいれて会社の男子に配ろう!」ビンボーな記者は、自分のおやつと義理チョコをこれでまかなおうと、このマカロン・キットを東急ハンズで買い、帰りにわざわざ100円ショップに寄って、ラッピング用のビニール袋を買った。

 そして13日土曜日、オリンピックの開会式を見ながらマカロン作りに励む記者。一応、すごく分かりやすい作り方を書いた紙が入っているんだけど、普段お菓子づくりなんかしない記者にはものすごく難しい。卵白を泡立てて、粉を混ぜ、絞り袋で鉄板にマカロンを搾り出すのだが、これがどうにも滑らかにいかない。スプーンで平らにしようにも、どうしてもつんと“ツノ”が出てしまうのだ。どうにかオーブンの中で焼きあがったマカロンは、つるりとしたコインのような表面ではなく、ウルトラマン怪獣の「カネゴン」の様にぼこぼこ状の三角に小ツノが生えている。焼きすぎで色も汚い。ひとつ食べてみると、確かに味はマカロンなのだが、なにしろ硬い。何かぜんぜん違う食べ物の様だ。

 「一応、愛情はあるんだけどなぁ」
セットの箱の写真のように美しく完成したマカロンを、会社で配る自分をニタニタ想像していた今日一日がうらめしい記者。確かに作ってる時は楽しかったけど、馴れない事はするもんじゃない。
<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者

写真 編集部男性諸君! ごめんなさい。今度こそ上手く作るから…

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