「すでに3月にも放送され、高視聴率をゲット。今回も、24時をすぎた深夜帯にもかかわらず視聴率3.2%の好成績で、編成部もレギュラー化に動き出したそうです」(テレビ事情通)
これに動揺を隠せないのがフジテレビだ。
「フジの上層部や現場のスタッフの大半はいまだにカトパンを“フジの人”“フジ派だ”と公言して憚らない状態なんです。だが、当の本人にそんな気持ちはひとかけらもない。カトパンが最近、興味津々なのは、テレビ界No.1の日本テレビです。事実、6月にも特番『実は…のハナシ。』の司会にジャーナリスト、池上彰氏とともに起用され話題になったばかり。今回は系列の読売テレビですが、レギュラー化が浮上したとなれば、フジにとっては一大事です」(芸能プロ関係者)
ドラマやバラエティー番組などが軒並み大コケし、もはやテレビ局として体をなしていないと言われるフジ。同局にとってカトパンは、そこらのタレントよりも重要な人材なのだという。
「キャスティングする際、芸能プロダクションにフジテレビと名乗っただけで露骨に嫌な反応をされてしまうんです。そんな中にあってカトパンは唯一、フジを堂々と名乗れるタレントだったんです。そこに日テレが割り込んできた。フジ関係者の慌てぶりは想像以上です」(編成関係者)
慌てたフジが取った対応策が、平昌五輪のメーンキャスターのポジション。
「正直、局内には、現職で所属する宮澤智アナや永島優美アナを起用すればという声もあった。でも、カトパンの安定感には及ばない。出演料は2週間完全拘束で1000万円だったとのことです」(制作会社幹部)
ちなみに、日テレがカトパンに支払った額は30万円〜。金額だけを比較する限り、フジの圧勝なのだが…。