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本屋さんが選んだ! イチオシの推薦本『保存版 ふるさと豊田』

 昔、愛知県豊田市は三河国加茂郡に属し、江戸時代には挙母藩・内藤氏2万石の城下町であった。1951年、挙母(ころも)市として市制施行されたが、1959年1月1日をもって豊田市と改名された。

 このたび、2011年3月、豊田市制施行60周年記念として、郷土出版社の『保存版 ふるさとシリーズ』より、初公開の写真が満載された写真集『保存版 ふるさと豊田』が限定1500部で発刊された。
 『保存版 ふるさと豊田』は、愛知県豊田市の成り立ちが400点もの貴重な写真で再現され、「ふるさと・豊田市のことをもっと知りたい」という、そんな要望に十分に応えた郷土写真集となっている。この本は、豊田市制施行60年のあゆみを振り返るとともに、豊田市と市民がともに歩んできた歴史をジャンル別に編集し、1冊にまとめた貴重な郷土資料でもある。

 主な内容としては、(1)豊田市の変遷と発展、(2)懐かしい風景・街並み、(3)民俗・暮らしの移り変わり、(4)交通・産業の発展、(5)教育の広がりなどで構成されており、豊田市全域のあゆみが、地元郷土史研究家による分かりやすい解説とコラムで収録されている。資料として、年表、指定文化財一覧、市町村変遷表なども掲載されている。
 また、豊田市内の各書店が中心となって、写真の提供を市民に広く呼びかけて集めた数千枚にも及ぶ貴重な個人所有の写真の中から厳選された400点の懐かしい写真が掲載されているので、その懐かしさに思わず涙する感動の1枚に出会うことができるであろう。
 『保存版 ふるさと豊田』は、親から子へ、子から孫へと末永く座右に置いて見てもらえる様に堅牢豪華な装丁に仕上がっているので、豊田市民ならば各家庭に1冊は備えておきたい保存版写真集である。

 写真:「書苑イケダ」愛知県豊田市丸山町3-50-3

 (皆月斜 山口敏太郎事務所)

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