佐藤氏は「飲み会に呼ばれて行ったら、どこぞの社長がいて『私がフジテレビとの仲介をしてあげよう』みたいのがすごく多い」、「知り合いの編集さんも『うちの会社の顧問弁護士が「どうやったら佐藤秀峰を落とせるか教えてほしい」とフジテレビから相談された』て言ってた」など最近、フジサイドが和解に向けて動いていることを明かしたうえで、「どこかで不快に感じていることを意思表明しておかないと、さらに続きそうなので書いておきますね。フジテレビとは二度と仕事をしません」と改めて“絶縁宣言”した。
「フジはこのところ、何をやっても当たらず、大幅な減収が見込まれているうえ、『海猿』と並ぶ大ヒットシリーズだった『踊る大捜査線』が昨年公開の映画で完結。なんとしてでも、『海猿』の続編を映画で公開したいところだろう。しかし、佐藤氏の決意は固いようで、仲介して両者を和解させられるような人物も特に見当たらず、現状では続編の公開はなさそう」(映画関係者)
昨年公開された「海猿」の映画第4作「BRAVE HEARTS 海猿」は興行収入73.3億円で昨年の邦画興行収入トップとなった。主演の伊藤英明は佐藤氏のフジに対する“絶縁宣言”後に登場したイベントで、「2度とできないってニュースで見て、こういうもんなのかなって思って」と胸中を明かしていたが、伊藤にとっては代表作となったシリーズだけに、誰よりも佐藤氏とフジの和解を望んでいるに違いない。