「伊藤は同所のセリ市に昨年に続いて2度目の来場。1年前は馬主免許を取得する予定がなかったようだが、その後気持ちが大きく動いたようだ。この日は本人名義の落札はなかったが、すでに競走馬を数頭保有しているようで、早ければ今年中にも所有馬がデビューする可能性が高い。伊藤のタニマチが有力馬主として知られ、そのタニマチに後押しされたのでは」(競馬担当記者)
セレブの証ともなる馬主免許だが、日本中央競馬会(JRA)の場合、「個人馬主なら、2年連続で年収が1800万円以上あり、なおかつ2年連続で資産が900万円以上あれば取得可能」(同)というが、3部作映画で大ヒットした「海猿」の主演をつとめ、CMの仕事が舞い込む伊藤ならば軽くクリアしているはずだが、芸能界の馬主は超大物ばかりだ。
「AKB48の総合プロデューサーの秋元康氏、演歌歌手の北島三郎、タレントの志村けん、俳優の小林薫、陣内孝則、歌手の前川清、和田アキ子らそうそうたる面々が名を連ねているが、伊藤と同世代の芸能人はいない。伊藤が馬主免許を取得したということは、趣味の域を超えて、すでに“第2の人生”のことを考えているのでは」(週刊誌記者)
とはいえ、このところ、芸能界の大物たちの所有馬が大きなレースで勝利したというニュースは聞こえてこない。
それだけに、伊藤の競走馬には大きな期待が寄せられそうだ。
写真:「セレクトセール2009」