24時間営業するコンビニを「風俗の乱れの引き金になったり、場合によったら犯罪のひとつの要因になったりする。そういうことを鑑みても、私は一晩中開いているストアが都民にとってコンビニエント(便利)だとは思わないね」とばっさり。深夜の消費ニーズにも「果たして本当に需要があるのかどうか」と疑問を投げかけた。
コンビニの深夜営業をめぐっては、省エネの観点から埼玉県や京都市が自主規制を求める方針を示し、神奈川県の松沢成文知事も追随に積極的な考えを明らかにしている。しかし生活様式の変化や防犯上の理由などから24時間営業する意義も大きく、事業者側からは反発する声が上がっている。
石原知事は、最終的には庁内で意見収集したうえで基本姿勢を決めるとしたが、都内のコンビニは深夜でもそれなりに賑わっている。
実態を知らないセレブ発言ともいえそうだ。