オーディションに参加した理由については「中学生の時に、AKB48グループのファンになって以来、どんなに難しいことかは自覚していながらも、ずっと、日本の芸能界で活躍したいと夢見るようになりました。ですので、今回のオーディションを知った瞬間に、絶好のチャンスだと思い、すぐに応募しました」と説明した。
合格した時を振り返り、「とても感動しました」と明かし、「これで、自分の夢に少し近づけることが出来たな、と。ただ、これから起こる全ての事が、新しい世界での挑戦になるので、正直不安なところもあります。また、AKB48台湾研究生の中で、私ひとりだけが日本に行くということに、選ばれたので、複雑な心境でもありました」と本音を語った。
実際に、お披露目パフォーマンスを終えて、「出番を直前にした舞台袖では、緊張で涙が溢れそうでした。必死に、『もうすぐ出番だから、泣いてはだめだ!』と自分に言い聞かせていました。それに、先輩メンバー達がそばにいてくれて、リラックスするように勇気付けてくれました。本当に“人生初”の舞台でしたが、ファンの方々の声援が本当に嬉しくて、これから一層頑張ろうと決意するステージとなりました。先輩メンバーの 方々、そして何より、ファンの方々、本当にありがとうございました!」と感謝した。
目標とするメンバーについては、「山本彩さんです」とNMB48のリーダーである山本の名前を上げた。「自然体で、かつ堂々としている姿に憧れています。私は、すこし引っ込み思案で、恥ずかしがり屋なので、山本彩さんに少しでも近づけるように、もっともっと努力して、自信をつけていきたいです」と力強く語った。
初の海外オーディション合格者ということもあり、世間から注目を浴びるだけでなく今後のさらなる飛躍も期待されるが…、「やっぱり私の武器は、中国語ができることなので、中華圏のもっと多くの人に、AKB48の魅力を伝える伝道師として力を発揮できるようになりたいです。そして、自分の頑張りと活躍を通じて、日本のファンはもちろん、中華圏の人たちにも、もっとAKB48グループのことを知ってもらい、好きになってくれるファンの方を増やしたいです」と万遍の笑みを魅せた。
今後の予定としては、現在大学1年生なため、今学期が終了してから様々な手続きを行うという。具体的には来年の2月から東京に引っ越しをし、AKB48の研究生として活動をスタート。現在、所属チームは未定。
(C)AKS