第1弾として、K-1、総合格闘技からボクサーに転向し、7月にミドル級B級プロテストに合格したアンディ・オロゴン(平仲=バラエティータレントのボビー・オロゴンの弟)のデビュー戦を同大会の前座試合に組むことは、先に報じた通り。
これに続いて、視聴率てこ入れ作戦第2弾として、興毅の試合に巨乳アイドル3人をラウンドガールに投入することを明らかにした。5・7大阪でのダニエル・ディアス戦ではFカップ(92センチ)の熊田曜子(29)が登場したが、今回の防衛戦では熊田の他に、Iカップ(95センチ)の手島優(26)とGカップ(89センチ)の杉原杏璃(29)も加わる。
興毅は「より華やかな興行になると思う。ボクシングだけではなく、華やかなラウンドガールを見て楽しんでほしい」とコメントしたが、ボクシングにあまり興味がない男性視聴者も、ラウンドガール目当てで、興毅の試合をテレビ観戦する可能性も十分ある。
興毅があの手この手で視聴率獲得作戦に出るのは、他でもない。低迷する視聴率のてこ入れと、新たに誕生したスター・井岡一翔へのライバル心。前回の防衛戦(5・7)の視聴率は13.9%で、放送するTBSの期待に応えたとはいいがたかった。ましてや、後輩のWBC世界ミニマム級王者・井岡の8・10後楽園での初防衛戦の視聴率は16.6%で、前回の興毅の数字を超えたとあっては平静ではいられないのだ。
テレビ放送しているのが同じTBSとあって、興毅も気が気でならないのが視聴率問題なのだ。亀田陣営としてはなんとしても、好視聴率を上げ、TBSの評価を取り戻すべく躍起なのだ。
なお、この一戦は31日午後7時より、TBS系列で放送される。
(落合一郎)
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