この日の放送は『ぷっすま』の名物企画『ザ・ギリギリマスター』。ユースケ・サンタマリアと、草なぎ剛がゲストを交えて寸止めにチャレンジするという、番組お馴染みの企画であるが、今回の放送で彼らがチャレンジしたのは「犬にどれくらいまで餌を食べさせられるか」というものであった。
この企画で、犬に用意された餌はドライフードやドッグフードの類では無く、バームクーヘン、たい焼き、ささみチーズ、ビーフジャーキー、さつまいもスティックなど、どれも犬にとっては高カロリーかつ塩分の高い餌ばかりであった。登場した犬は一切気に止めずバクバク食べていたが、これらの餌が、犬に対し好ましい食事かと問われればやはり疑問の声は残る。
特に近年では『ポチたま』で人気者だっただいすけくんが胃念転という内臓の病気で亡くなったこともあり、一般視聴者も犬に対しての食べ物には特にシビアになっているようで、今回の非難につながったのだという。
ちなみに『ぷっすま』は去年、10月より金曜深夜という時間帯に移り、放送時間も30分に短くなったため、これまでの放送で行ってきた名物企画が軒並み休止。今回の『ギリギリマスター』もほぼ1年ぶりの復活となっていた。
当初はかなり不安視されていた枠移動であるが、視聴率自体は前に放送されている『タモリ倶楽部』との相乗効果や、10年来の根強いファンのおかけで平均7%前後をキープ。なかなかに好評だという。
ようやく調子の戻ってきた『ぷっすま』であるが、これは意外な伏線だった?