そんなウンチクをたくさん知っているペットのお医者さんとして活躍する獣医師・北澤功先生。ヘビ、クマ、アシカ、ペリカンなど噛まれた動物は数知れず、サルに注射されたことも…。飼育経験も豊富で、レッサーパンダ、キリン、コウモリに哺乳したことがあるという。
そんな北澤先生の、動物にまつわるランキングをご紹介!
★「エサ代のかかる動物」ベスト3
3位 ラッコ (年間約500万円:ウニ、アワビ、カニなど、高価な魚介類を好んで食べる)
2位 コアラ (年間約1000万円:ユーカリしか食べないから)
1位 ジュゴン (年間約2000万円:アマモという海藻を1日30kg食べるが、ほとんど韓国からの輸入となる)
★「冬の動物園でぜひ観ておきたい動物」ベスト3
3位 カピバラ (和名「オニテングネズミ」。体長75〜130cm。お風呂に入る姿がかわいらしい)
2位 ニホンザル (寒いときは皆でくっつき合う。この状態を「おサル団子」と呼ぶ)
1位 レッサーパンダ (寒さは全く気にせず走り回る。雪もへっちゃらで、夏よりずっと元気)
★見た目のかわいらしさに反して結構怖い動物ベスト3
3位 エミュー (現生鳥類ではダチョウに次ぐ大きさで、体形も似る。追いかけてくることがある)
2位 ウサギ (気の荒いウサギだと、噛みついたり蹴ったりしてくる)
1位 コブハクチョウ (羽で殴られると、しばらく立てないくらいのダメージを負う)
その他にも、動物のオモシロ話をたくさん知っている北澤先生のコミックエッセイ『爆笑!どうぶつのお医者さん事件簿』(2013年1月アスコム刊)。信じられない動物のエピソードが数多く、子供に話せばお父さんの株が上がること間違いなしだ。
北澤 功(キタザワ イサオ)
長野県生まれ。酪農学園大学獣医学科卒業。茶臼山動物園と城山動物園勤務を経て、現在は東京都大田区の五十三次どうぶつ病院で院長を務める獣医 師。ヘビやクマに噛まれたり、ゾウの解剖など数々の試練があっても、動物を根っから愛する癒し系の獣医さん。