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オフィス北野が新戦力獲得も育成環境が不安? たけしがいた頃は約束されていたこととは

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ビートたけし(北野武)

 昨年3月いっぱいでビートたけしが独立した芸能事務所「オフィス北野」が、高校生を対象にした新人オーディション「リセ(=仏語で高校生の意味)」の最終審査を行い、新潟県在住の高校3年生のお笑いコンビ「ガラパゴス」が優勝したことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、同オーディションは今年2月から5カ月をかけて行われ、業界では異例となるLINEによるネタ動画審査なども実施。

 頂点に立ったのが、結成2年のガラパゴス。新潟県立三条商業高に通う塩顔イケメンのツッコミ担当・長谷川海茉さんと、新潟県央工業高に通う眼鏡が似合うボケ担当・船見誠さんによるコンビだ。

 近所の田んぼでネタを猛練習し、見事優勝を勝ち取り、同事務所とのプロ契約をゲット。オフィス北野と契約書を結び、契約金30万円も獲得。社会人になる来春から本格的に活動するという。

 「以前ならば、デビューさせてすぐにたけしの力でいろんな番組にねじ込んだりすることもできただろう。しかし、今やそんな力もなく、経営状態はかなり厳しいようだ」(芸能プロ関係者)

 たけしの独立により、社長交代劇などの“お家騒動”が巻き起こっていた同事務所。結局、新社長にはたけし軍団のつまみ枝豆が就任。社員の数が減り、タレントに至っては寺島進、マキタスポーツらが続々と移籍し、現在の所属タレントは以前の半分以下になってしまった。

 「お笑いコンビだと、それなりの育成環境がないと育っていかないが、今のオフィス北野は新人を育てるような環境ではない。デビューしたのはいいものの、鳴かず飛ばずでコンビ解散、という憂き目に遭わないか危惧される」(テレビ局関係者)

 たけしが目をかけてくれれば売れっ子への道も開けそうだが…。

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