軍団のメンバーたちは、「報道されている、師匠・北野武氏の独立について」のタイトルで同内容のブログを更新。
メンバーたちは声明文について、「幾つか事実関係についての確認、師匠が独立に至った経緯について、我々、たけし軍団の認識をご報告申し上げます」とした。
それによると、オフィス北野は1988年、たけし&たけし軍団の新会社として設立。たけしが芸に徹するため、経営、財務については森昌行社長を信用し、全面的に任せていたという。
しかし、数年前、たけしが保有する別会社の株式に関する疑義が発生。たけしが不審に思い、事情を調査した結果、今回の騒動の引き金になってしまったのだとか。
調査の結果、森社長がいつの間にか、オフィス北野の筆頭株主になり、さらには、森社長をはじめ、会社の役員報酬の金額がたけしにとっては容認できない水準になっていたというのだ。
森社長は信頼を失う行為を陳謝。信頼回復のチャンスを求め、たけしも受け入れたというが、昨年9月末決算で、オフィス北野が赤字に転落。ついに堪忍袋の緒が切れたたけしは独立を決断したというのだが…。
「たけしにとって都合の悪いことはまったく書かれていない。おそらく、森社長を告発することで社長の座から引きずり降ろそうとしているのでは。退社するかどうか迷っているメンバーも森社長が退任すれば思いとどまるのでは」(芸能記者)
声明文を受けて森社長は、一部スポーツ紙に対し、「驚きを禁じ得ません。内容に関してもきわめて不本意であるので、あらためて対応いたします」とコメント。
勃発した「たけし軍団の乱」の顚末が注目される。