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書評「戦後アメリカ大統領事典」藤本一美著、大空社

 世界でもっとも大きな権力を持つといわれる米国大統領。世界各地で起きたオバマ・フィーバーも、この「世界最高権力者」の地位に誰が選ばれるかに注目が集まったからに他ならない。
 しかし、大統領も一人の人間である。本書は政策うんぬんよりは、大統領の素顔を綿密に調べ上げることで、米国という国の本質と歴史を読み解く本格的辞書だ。

 ルーズベルト以降、13人の歴代大統領を収録。オバマ大統領については、就任後も携帯メールに夢中になっていてやめられないこと。ミシェル夫人から禁煙を約束に大統領選出馬の了承を得ながら、選挙運動中に隠れて一服したことがばれて、夫人にキツク叱責されたなど、面白いエピソードが満載。読みごたえがある。(税別1万9000円)

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