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入社時点で“日本一有名な新人アナ”誕生へ!

 東京・銀座のクラブでアルバイト経験があったことを理由に内定を取り消されたことは不当として、今年4月にアナウンサーとして入社する内定を日本テレビから出されていた大学4年の笹崎里菜さんが、同局を相手に起こした地位確認(=入社)を求めた訴訟の和解協議が7日、東京地裁で行われたことを各メディアが報じている。

 同局は昨年11月の第1回口頭弁論で争う姿勢を示していたが、一転、昨年12月26日の和解協議で態度を軟化させていただけに、成り行きが注目されていた。

 報道をまとめると、東京地裁は近日中にも双方にアナウンサー採用を前提とした和解案を提示する予定。訴訟の次回期日となる今月15日を待たず、早ければ今週中にも和解が成立する見通しだという。

 この日の和解協議後、取材に応じた原告側の弁護士は「女性アナウンサーとして歩んでいく方向感で(双方)一致している」と、日テレ側が歩み寄りを見せたことを明かしたうえで、現在は、笹崎さんが4月の入社後に不利益な扱いを受けずに活動できるように、「研修などのプログラムがどう組まれるか」といった詳細を詰めている段階と説明。採用職種は「アナウンサーとしての採用でなければ和解に応じる意志はない。和解が成立するということはアナウンサーになること」と明言したというのだ。

 「日テレサイドも敏腕弁護士を立てて真っ向から徹底抗戦するつもりだったが、はなから勝ち目がなかったことをようやく悟ったようだ。それ以前に、まさか、笹崎さんが週刊誌で不当な内定取り消しを“告発”したうえで、訴訟を起こすことなど想定外だったはず。これ以上、同局のイメージを悪化させないためにも和解に応じることにしたようだ。とはいえ、入社したところで、笹崎さんがそれこそ腫れ物に触るような扱いをされないかが危惧されるが、入社時点で“日本一有名な新人アナ”となる」(芸能記者)

 笹崎さんの勇気ある行動で内定取り消しから一転して、逆転入社を果たすことになりそうだが、今回の訴訟を受けて各局とも、アナウンサー採用の際の“身体検査”が厳格化されることになりそうだ。

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