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前代未聞、アナウンサー内定者の入社取り消し訴訟が勃発!

 来年4月に日本テレビにアナウンサーとして入社予定だった女子大生が、ホステスのアルバイトを理由に内定を取り消されたとして、同局を提訴したことを発売中の「週刊現代」(講談社)が報じている。

 裁判に至った事情を同誌に顔出しで実名告白しているのは、東洋英和女学院大の「ミス東洋英和2011」に輝き、ファッション誌「JJ」の読者モデルも務めたことがある笹崎里菜さん。笹崎によると、同大3年生だった昨年9月に「アナウンサー採用内定通知」を受け、研修を受けていたが、今年3月、過去に母親の知り合いが経営する銀座の小さなクラブで短期間アルバイトをしていたことを同局の人事担当者に報告。すると、「傷がついているアナウンサーを使える番組はない」と説明されたうえ、「辞退という手もある」と言われ、辞退を拒否して取り消しの理由を求めると、5月28日付で人事局長名で「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」とする「内定取消通知書」をもって、一方的にその採用内定を取り消しになったというのだ。

 その処分により、同局は7月に突然「アナウンサーの夏採用(追加募集)を行う」と発表。笹崎さんは処分を不服として、「労働契約上の権利を有する地位にあることを確認する」として、同局にアナウンサーとして就職することを求め提訴。14日に第1回口頭弁論が行われるという。

 「この話は、女子アナウォッチャーの間では有名。9月には一部週刊誌に、匿名で笹崎さんが『研修の厳しさに嫌気が差し、日本テレビの内定を辞退した』という記事が出で、ネット上で『本当に辞退なのか?』と話題になっていた。日テレサイドは、入社後にホステスバイトの過去が露呈することを恐れて取り消しにしたようだが、そこまで過敏になる問題だったとは思えず、あまりにも分が悪いと思われる。とはいえ、笹崎さんが勝訴して入社したところで、周囲の好奇の目にさらされ、嫌がらせのようなこともありそうだ」(芸能記者)

 前例がない裁判だけに、裁判官がどんな判決を下すかが非常に注目される。

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