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埼玉県の税事務所主任が女装してスーパー銭湯の女性脱衣所に侵入

 主任さん、何をやってるの?

 埼玉県警熊谷署は2月13日、女装して入浴施設の女性脱衣所に侵入したとして、建造物侵入の疑いで、熊谷県税事務所の男性主任(51=同県行田市忍)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午後8時25分頃、熊谷市月見町のスーパー銭湯「熊谷温泉 湯楽(ゆら)の里」の女性用脱衣所に、正当な理由なく侵入した疑い。

 同署によると、男は長髪のかつらをかぶり、黒いコートとスカートを着用し、受け付けを済ませて女性用の脱衣所に入ったとみられる。

 当時、約10人の女性客が脱衣所にいたが、服を脱がずにウロウロしているのを不審に思った40代と20代の親子が、トイレから出てきた男を取り押さえた。

 警察の調べに対し、男は「女装すれば男とばれないと思った」とする一方、「トイレを借りようとしただけ」と容疑を否認しているという。

 勤務先の熊谷県税事務所の中山昌克所長は、「勤務態度は大変マジメな職員だったので驚いています。今後、事実関係を確認し厳正に対処します」とコメントしている。

 男は女装について、「趣味のひとつ」といった趣旨の供述をしているようだが、だからといって、女性用脱衣所に入っていいとはならない。「トイレを借りただけ」との言い分は苦しい弁明にすぎず、言い訳はきかないだろう。

 男は身長175センチくらいで、ガッチリした体型だというから、女装しても、とても女性には見えなかったのでは?

(蔵元英二)

*写真イメージ

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