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栃木県警の職員が女子中学生の制服やジャージーなどを盗んで逮捕される

 栃木県警は10月28日、女子中学生の制服などを盗んだとして、窃盗の疑いで、県警那須塩原署の会計課職員の男(25=同県那須塩原市緑)を逮捕した。

 男は調べに対し、「間違いありません。大変申し訳ないことをしてしまった」などと、容疑を認めている。

 逮捕容疑は、10年6月中旬、同市高柳の「にしなすの運動公園」駐輪場に止めてあった自転車の前かごから、中学1年の女子生徒(当時12)の制服とジャージー各1着が入ったリュックサック(時価合計約2万3000円)を盗んだとしている。

 事件当時、男は県警に就職する前で、東京都内の私立大学4年生だった。同市内に帰省中に犯行を起こした。

 3年も前の窃盗事件で、なぜ今頃との疑問があるが、約1週間前に、外部から情報提供があり、県警が捜査していたという。

 男は今でも、女子生徒の制服などを大切に保管していたといい、かなりのマニアの可能性も…。県警では余罪があるとみて、調べを進めている。

 男は今年4月に県警に採用されたばかりで、同月下旬から那須塩原署に配属されていた。

 県警の松田正司首席監察官は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。今後の捜査により、明らかになった事実に即して適切に対処する」とコメント。

 警察に入る前の犯行とはいえ、現在、警察職員であることに変わりはない。窃盗行為をしていながら、警察への就職を希望する発想自体、間違っているとしかいいようがない。
(蔵元英二)

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